IGBTの高周波誘導加熱器が付いているラジオのはんだ付けするアンテナワイヤー
目的 同軸アンテナアセンブリを2秒以内に600°Fまで加熱し、はんだ付けすること。はんだごてを使った既存の手順では10~15秒かかっていたのを改善するのが目的。
材質 直径.250 "アルミニウム・アンテナ・アセンブリ、アルミニウム・フェルール、はんだペースト、温度表示塗料
温度 600°F
周波数 333 kHz
装置 DW-UHF-4.5kW電源、1.2μFコンデンサー1個と特別設計の誘導コイルを備えた遠隔ヒートステーション。
工程 加熱プロファイルを確立し、温度までの時間を決定するため、温度指示塗料を用いて初期テストを実施した。その後、ソルダーペーストをアンテナアセンブリとアルミニウムフェルールに塗布した。RF電力を2秒間印加し、はんだ接合部を加熱・流動させた。
結果 一貫した再現性のある結果が、要求された2秒という時間枠内で達成された。はんだ接合部を精査したところ、はんだの流れは良好で、しっかりとした接合部が形成されていた。