高周波加熱ユニットと誘導はんだ付けスチールカバー
目的 RF回路を損傷することなく、ニッケルめっき鋼製カバーをニッケルめっき鋼製EMIフィルター・ハウジングにはんだ付けする。
材質 2"×2"(50.8mm)ニッケルめっきスチール製カバー、2"×2"(50.8mm)ニッケルめっきスチール製ボックス、鉛フリーはんだおよびフラックス
温度 573 ºF (300 ºC)
周波数 229 kHz
装置 - DW-UHF-3 kW誘導加熱システム、1.2μFコンデンサー2個(合計2.4μF)を含む遠隔ワークヘッドを装備
- この用途のために特別に設計・開発された誘導加熱コイル。
工程 カバーをフィルターボックスにはんだ付けするために、1ターンの正方形のヘリカルコイルが使用される。はんだフラックスがフィルターボックスに塗布され、2つのはんだターン(プリフォーム)がカバーの周囲を覆うように配置される。アセンブリをコイルの下に置き、7秒間通電して継ぎ目をはんだ付けする。
結果/利点 誘導加熱がもたらすもの:
- 製造に熟練を要しないハンズフリー加熱
- 繰り返し可能な非接触クリーン加熱
- 高速で正確な加熱
- ボックスを加熱しすぎてRF回路を損傷することなく、はんだフローが良好。
- 均一な加熱分布