高周波電源を使って誘導コイルに大きな交流電流を流す。この 誘導加熱コイル はワークコイルと呼ばれる。反対側の写真を参照。
この中を電流が流れる。 誘導加熱コイル は、ワークコイル内の空間に非常に強力で急速に変化する磁場を発生させる。加熱されるワークは、この強力な交番磁場内に置かれる。
被加工材の性質によって、さまざまなことが起こる。
交番磁場は、導電性の被加工物に電流の流れを誘導する。ワークコイルとワークピースの配置は、電気変圧器と考えることができる。ワークコイルは電気エネルギーが送り込まれる一次側のようなもので、ワークは短絡された単回転の二次側のようなものである。これにより、ワークピースには莫大な電流が流れる。これらは渦電流として知られている。
加えて、このような高い周波数が使用されている。 誘導加熱 の応用により、表皮効果と呼ばれる現象が生じる。この表皮効果により、交流電流は被加工物の表面に向かって薄い層で流れることになる。表皮効果により、大電流の通過に対する金属の実効抵抗が増加する。従って、誘導加熱装置の誘導加熱効果を大幅に増大させる。 インダクションヒーター ワークピースに誘導される電流によって引き起こされる。
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